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【21機UFO観測】「不思議びんびん物語!山口敏太郎と不思議な仲間たち」トークショー&UFO召喚会レポート

2024年10月1日(火)から12日(土)まで、東急プラザ原宿「ハラカド」4階にて「TENGA LAND OPEN記念 超都市伝説 山口敏太郎の不思議びんびん展」が開催されました。

展覧会開催を記念して、会期中には敏太郎先生ゆかりのゲストとのトークショー、そしてUFO召喚会が行われました。

こちらの記事では、そんな関連イベントの様子をレポートいたします!

 

※展覧会の様子や開催記念オリジナルアイテム、コラボアイテムのレポートはこちら

 

 

師弟の久しぶりの邂逅! 都市ボーイズ・はやせやすひろさんとのトークショー


 

 

10月4日(金)に行われたのは、人気Youtuberユニット・都市ボーイズのはやせやすひろさんと山口敏太郎先生によるトークショー。

会場となったハラカド4階のオープンスペース「ハラッパ」には、開演の数時間前からたくさんのお客様が集まっていました。

司会の前説を経て、いよいよトークが始まります。

 

 

 

敏太郎先生との出会いは9年前と話すはやせさん。デビュー当時は敏太郎先生の事務所「タートルカンパニー」に所属されており、先生とは師弟のような間柄です。

はやせさんは、先生の事務所で活動されていた頃のことを「先生に『ああしろ』『こうしろ』と言われたことはなかったけれど、先生の活動を横で見て色々なことを学んだから、今の(怪談師、放送作家としての)活動があります」と懐かしく振り返りました。

それに対して敏太郎先生は「盲信してしまったらそこで終わり。(オカルト現象に対して)疑う気持ちを常に持っておくことが大事」と、オカルトジャンルを切り拓いて来られた第一人者としての姿勢を語りました。

 

時折織り交ぜられる先生のボケをはやせさんは全て拾い、的確にツッコミを入れていきます。おふたりの軽妙な掛け合いに、会場からは絶えず笑いが漏れていました。

 

その他、オカルトを題材としたバラエティ番組『緊急検証!』の裏話や、タートルカンパニーの社員の皆さんが遭遇した奇妙な出来事など、オカルトファンにはたまらない “ここだけの話” が多数飛び出しました。

 

 

サプライズ続出! UFOコンタクティ・武良信行(ムラ・ラムー)さんとのトークショー&UFO召喚会


 

10月6日(日)には、UFOコンタクティの武良信行(ムラ・ラムー)さんをお招きしたトークショーとUFO召喚会が行われました。

 

― 摩訶不思議なUFOコンタクティの日常

 

 

UFO写真家としても著名な武良さんは、これまで数多くのUFO撮影に成功されています。

手に持ったスマートフォンには、神戸市で撮影したというUFO大型母船がくっきりと映っています。

 

さらに「南極にあるコンタクトルームから、宇宙人の定期通信が入ってくる。だから宇宙人が喋っているのか、自分が喋っているのか分からないくらい(通信が多い)」という武良さん。

トークの最中にも、たびたびご自身と宇宙人の世界に集中されるので、敏太郎先生から「話聞いてますか?」とツッコまれるシーンもしばしば。

「鳥取県の境港のサイトウさんがUFOに連れ去られ、ギリシャ人の女性と結婚させられた話」「UFOを呼ぶ呪文」など、武良さんならではの奇妙なエピソードが次々に語られます。

 

 

 

さらに武良さんは、おもむろに箱からポストカードサイズの紙を取り出すと、「UFOを呼べる撮影許可証です。この後1,200円で販売します」と突如宣言。ご自身で手書きされたというレアアイテムです。

トーク終了後には、撮影許可証を求めるお客様で長蛇の列となりました。

 

 

― ヒバゴン&甲府星人がサプライズ登場!

 

この後行われるUFO召喚会について、「今日は “能力者” の方がたくさん集まっていらっしゃるから、(多くのUFO撮影が)期待できます」と武良さんが語っている最中、突然会場がざわめきました。

 

 

類人猿型の未確認動物・ヒバゴンと、甲府市で目撃された宇宙人・甲府星人が会場に乱入してきたのです!

武良さんと肩を組む姿に、会場のお客様はすぐさまスマートフォンを向けて記念撮影。シャッター音が鳴り響きました。

 

 

― いよいよUFO召喚会へ。オモカド屋上庭園に不思議空間が爆誕

 

トークショーは盛況に終わり、続いてハラカドの対角線上にある「オモカド」屋上庭園で、UFO召喚会が開かれました。

お笑いコンビ「チーモンチョーチュウ」の白井鉄也さんを特別ゲストにお招きして、UFO観測の模様を実況しながら進行していきます。

 

 

「UFOは来そうですかね」という敏太郎先生の問いに、武良さんは「大きな母船がすぐそこまで来ています」と嬉しそうに回答。

さらに多くのUFOを呼ぶため、「ゆんゆんゆんゆん……」「ぎゅんぎゅんぎゅん……」とUFOのエンジン音を唱えると、UFOを撮影するため会場に集まった多くの方が、スマートフォンのカメラを夜空に向けました。動画や写真を撮影し、UFOが映っていないかを確認します。

 

 

 

そして武良さんがエンジン音を唱えて5分も経たない頃、最初にUFOを観測した人が現れました!

スマートフォンの左中央には、謎の発行体がはっきりと映っています。

「1人目の観測者が現れました。おめでとうございます」という敏太郎先生の掛け声に、会場からは拍手が沸き起こりました。

 

 

その後も続々とUFO撮影に成功した人が現れ、1〜2時間のあいだに、なんと合計21機のUFO撮影に成功

こんなに多くのUFOが撮影されることは滅多にないそうで、敏太郎先生も「何だかありがたみがなくなっちゃうな」と苦笑いされていました。

 

 

 

TENGA代表の松本光一も飛び入り参加し、武良さんや敏太郎先生とトークを展開。

大成功のうちに、UFO召喚会は終了しました。

 

 

まさかのハプニング!? 大槻ケンヂさんとのトークショー


 

会期終了直前の10月11日(金)には、大槻ケンヂさんとのトークショーが開催されました。

 

豪華対談をひと目見たいと、会場はお客様で超満員。

旧知の仲である大槻さんと敏太郎先生の掛け合いが見られる……かと思いきや、トークショー前日に息子さんのお遊戯会で応援しすぎたため、敏太郎先生の声がほとんど出ないというハプニングが!

先生のサポート役として、急きょタートルカンパニー所属の作家・穂積昭雪さんも登壇されることとなりました。

 

 

 

― 展示品は楽天市場で競り落とした!? コレクション収集の裏話

 

テレビ番組『未確認飛行物体』での共演が、大槻さんと敏太郎先生の出会いだったとのこと。同い年のおふたりは、以降さまざまな番組で論を交わすことになったそうです。

ネス湖のUMA・ネッシーを鈴木亜美の歌で呼び寄せる映画に出演したことなど、当時の珍しいエピソードが語られました。

さらに「超能力少年にも会いましたよ。今はもう超能力辞めちゃいましたけど」と話す大槻さんに「なぜ超能力を辞めてしまったんですか?」と司会が質問すると、敏太郎先生がボソッと「儲からないから」と回答。オカルト業界の裏話が開陳されました。

 

続いて穂積さんから、展覧会の目玉展示の説明が。ツチノコの頭のミイラも展示されていることに触れ、その昔ツチノコは万能の漢方薬だったというお話がありました。

敏太郎先生のコレクションは、ネットオークションで入手したものも多いとのこと。一体どこで流通しているのか……と不思議に思っていると、なんと「楽天市場やYahoo!オークションで競り落とした」と先生。意外と身近なところにミイラが呪物が存在していることに、会場は驚きの声が上がりました。

 

 

― オカルト現象の楽しみ方、適切な向き合い方とは

 

展示物の説明から、次第に「オカルト現象との向き合い方」についてトークは推移していきました。

オカルト現象に対する「肯定派」「否定派」の二元論的な話が多かった昔に対して、敏太郎先生は必ずしも二元論にとらわれない、「楽しければいいじゃない」という立場であるとのこと。

それに対して、大槻さんは「『楽しければいいじゃない』だけだと、そのうち気づいたらビリーバーになってしまう」と警鐘を鳴らします。当初は懐疑的だった大槻さんも、オカルト現象を知るほど「これは理屈じゃ説明できないな…」と思い、否定派の意見にも疑問を持ち始めたとか。

このように「『本当にあるのか? ないのか?』という、肯定と否定を行ったり来たりするのがオカルトの楽しみ」と、敏太郎先生はオカルトの醍醐味について語られました。

 

最後に今回の感想を聞かれると、敏太郎先生は「東京のど真ん中で、オカルトど直球の展覧会を開けたことが非常に嬉しい」「適度に距離を取って、エンタメとしてオカルトを楽しむのが僕の信条です」と感慨深げに語られました。

大槻さんは「オカルトのことを考え出すと、脳が “びんびん” と活性化して止まらなくなって、底なし沼のように楽しめます」と、展覧会タイトルになぞらえて語ってくださいました。

 

 

トーク終了後、ヒバゴンや甲府星人もリングに上がる怪獣プロレス代表・矢口 壹琅(やぐち いちろう)さんとともに記念撮影。

 

びんびん展のために、さまざまなゲストの方が集まってくださいました。

皆さん、素敵なトークをありがとうございました!